冬に向けて免疫力アップ!自律神経を整える姿勢改善のすすめ

これから寒くなる季節、風邪やインフルエンザなどの感染症が心配ですよね。免疫力を高めるためには、体の基本的なバランスを整えることが重要です。その中でも自律神経を整えることは、健康な体作りの大きなポイントです。姿勢が乱れると自律神経が乱れ、免疫力が低下することがあります。今回は、姿勢改善を通じて自律神経を整え、免疫力をアップさせる方法をお伝えします。


姿勢と自律神経の深い関係とは?

自律神経は、「交感神経」と「副交感神経」のバランスを保ちながら、体の内部環境を調整しています。ストレスや緊張が続くと交感神経が優位になり、体が常に戦闘態勢に。この状態が続くと、免疫力が低下し、体調を崩しやすくなります。姿勢の乱れがこのバランスに影響を与える理由は、筋肉や骨格の位置によって神経の働きが制約されるからです。


特に、猫背や前かがみの姿勢になると、胸が圧迫されて呼吸が浅くなります。この状態では横隔膜の動きが制限され、酸素をしっかりと取り込むことが難しくなり、酸素不足が自律神経の乱れを引き起こすことがあります。さらに、胸郭が狭くなることで、背骨周りの筋肉(例えば、僧帽筋や菱形筋)が硬直しやすくなり、血行不良が進行します。

正しい姿勢の重要性とその効果

正しい姿勢を保つことで、これらの問題を改善し、自律神経のバランスを回復させることができます。基本的なポイントは、背骨の自然なカーブを維持することです。具体的には、頸椎(首の骨)はやや前方にカーブし、胸椎(背中の骨)は後方にカーブ、腰椎(腰の骨)は再び前方にカーブしています。これらのカーブが乱れると、体全体のバランスが崩れ、神経の伝達にも悪影響を与えます。


また、肩甲骨周りの筋肉、例えば大胸筋や前鋸筋が硬直すると、肩の可動域が狭くなり、腕や首にも負担がかかります。これが、慢性的な肩こりや頭痛の原因となることも多いです。日常的に肩甲骨を動かすエクササイズや、デスクワーク中に姿勢を意識してリセットする習慣をつけることが、自律神経の働きを改善する助けとなります。

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免疫力アップのために日常生活で取り入れたいこと

姿勢改善に加えて、日常生活でも自律神経と免疫力を向上させるためにできることがあります。寒い季節には、体を温める習慣やリラックスする時間を持つことが大切です。


適度な運動で血行を促進しよう

寒さで体がこわばると、筋肉が硬くなり血流が悪くなります。軽いウォーキングやストレッチ、特に肩甲骨周りを動かす運動は血行促進に効果的です。また、背筋を意識しながらのストレッチで、呼吸を深くし、横隔膜をしっかり動かすことがポイントです。

体を温める食事で免疫力アップ

食事も重要なポイントです。体を内側から温める食材、例えば生姜やニンニク、根菜類を取り入れることがおすすめです。これらは、冷えた体を温める効果があり、体の代謝を促進して免疫力をサポートします。また、発酵食品は腸内環境を整え、免疫力を高める効果があるため、冬場には積極的に取り入れると良いでしょう。

質の良い睡眠で体をリカバリー

良質な睡眠は、自律神経を整えるために欠かせません。特に、寝る前のスマホやパソコンの使用を控えることで、副交感神経が優位になりやすくなります。また、温かい飲み物を飲む、リラックスした環境で眠るなど、リラックスした状態を作ることで、免疫力を高める効果があります。

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冬の寒さに負けないために、自律神経のバランスを整えることが重要です。姿勢改善や日常生活の工夫を取り入れて、体をしっかりとケアし、免疫力を高めましょう。この冬を元気に乗り切るために、今から準備を始めてみてくださいね!

この記事の作成者

中西 将也

骨盤矯正や猫背矯正といった考え方にとらわれず、お客様の癖、つまり今の姿勢を活かしながら楽にしていくことができるような施術を行います!

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