自律神経失調症では内臓が正常に機能せず、消化器や心臓、血流などに影響が出ます。
主に副交感神経が活性化しづらくなるため、睡眠の質の低下やそれに伴う諸症状が生じ、精神的にも不安定になります。
身体的症状だるい、眠れない、疲れがとれない、頭痛、肩こり動悸、
息切れめまい、立ちくらみ、耳鳴り下痢、便秘食欲不振、冷え性
精神的症状
情緒不安定、イライラ怒りっぽい、やる気が出ない、不安うつ、落ち込み
生活習慣の乱れ
整った生活リズムは、自律神経を整えます。
朝起きて朝日を浴びると交感神経が優位になり、身体は活発に動く準備をします。
夜には副交感神経が優位となり、ゆったりとした気分で睡眠に向かいます。
たとえば夜更かしや寝る前のスマホやテレビなどで生活習慣が乱れると、夜になっても交感神経が優位なまま副交感神経に切り替わらず不眠になることがあります。生活リズムの乱れは自律神経失調症のリスクです。
ストレス
ストレスが自律神経失調症の原因となることもあります。
環境の変化や人間関係などのストレスを感じやすい体質の方は、自律神経が乱れて胃痛や便秘・下痢などの症状が出ることがあります。
また、副交感神経がうまく働かず、不眠で生活リズムも崩れやすくなります。
自分なりのストレス解消で副交感神経を刺激することが大切です。