患者さんのお悩み相談!

40歳女性肩こりの悩みについて患者さんから相談していただいたので紹介させて頂きます!

 

Sさん

こんにちは、最近肩こりがひどくて困っています。
どうにかしたいのですが、どんなアドバイスがありますか?

施術者

こんにちは。肩こりでお困りですね。
肩こりの原因は様々ですが、まずは普段の姿勢や生活習慣についてお伺いします。
デスクワークやスマートフォンの使用が多いとのことですが、長時間同じ姿勢でいることが肩こりを悪化させることがあります。

Sさん

はい、その通りです。肩こりがひどくて、肩の高さが左右で違うような気もします。
これが関係しているのでしょうか?

施術者

まさにその通りです。肩の高さが左右で異なるのは、肩甲骨の位置や肩の筋肉のバランスが崩れている可能性があります。
特に、僧帽筋(そうぼうきん)や肩甲挙筋(けんこうきょきん)が不均衡に緊張しているかもしれません。
これが原因で肩の高さに違いが生じ、肩こりが悪化します。

Sさん

胸鎖乳突筋や僧帽筋ですか?それはどうして肩こりにつながるのでしょうか?

施術者

胸鎖乳突筋は首から肩にかけて走っている筋肉で、姿勢が悪いと肩に負担がかかり、この筋肉が緊張してしまいます。
僧帽筋は肩甲骨を支える重要な筋肉で、猫背などの姿勢不良が続くと、筋肉が硬くなり、血流が悪化します。これが肩こりの原因となるわけです。

Sさん

骨盤が関係しているとも聞きましたが、それはどういうことですか?

施術者

はい、骨盤の位置は身体全体の姿勢に大きな影響を与えます。
骨盤が前傾すると、腰椎(ようつい)が過剰に前弯し、上半身が前傾します。
この姿勢が肩甲骨の位置を前に引き寄せ、僧帽筋や肩甲挙筋に不均衡な負担をかけます。
一方、骨盤が後傾すると、腰椎の前弯が減少し、肩甲骨が後ろに引っ張られます。
このように骨盤の位置が歪むことで、肩の位置も影響を受けるわけです。

Sさん

背骨の回旋が肩こりに影響することもあると聞いたことがあります。それはどういうことですか?

施術者

背骨の回旋は、身体の動作や姿勢に大きな影響を与えます。
背骨が適切に回旋しないと、肩甲骨が不自然に動き、肩周りの筋肉に過度な負担がかかります。
特に胸椎(きょうつい)の回旋が制限されると、肩の動きが不自由になり、僧帽筋や肩甲挙筋が過度に緊張します。
これが肩こりを引き起こす原因となります。

Sさん

それでは、どのような施術やケアが効果的ですか?

施術者

骨盤矯正と背骨の回旋改善が非常に有効です。
まず、骨盤の前傾や後傾を矯正し、骨盤の位置を正しく整えます。
その後、背骨の回旋を改善するために、特定のストレッチやエクササイズを行います。
肩甲骨の位置を正常にし、肩周りの筋肉の緊張をほぐすための手技療法やマニュアルセラピーも行います。
また、筋肉のバランスを整えるためのエクササイズやストレッチも重要です。

Sさん

ありがとうございます。骨盤の位置と背骨の回旋を整えることで肩こりが改善されるというのがよくわかりました。
ぜひ試してみたいと思います。

施術者

こちらこそ、よろしくお願いします。
初回のカウンセリングで、具体的な症状や体の状態を詳しくお伺いし、あなたに最適な施術プランをご提案します。一緒に肩こりの改善を目指していきましょう。

この記事の作成者

中西 将也

骨盤矯正や猫背矯正といった考え方にとらわれず、お客様の癖、つまり今の姿勢を活かしながら楽にしていくことができるような施術を行います!

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