デスクワークの腰痛はもしかして内転筋?

今回はデスクワークでの腰痛についてです!
長時間座っていると腰が痛い、立ち上がったときに腰が抜けそうになる。。。

そんな方はもしかしたら内転筋が原因かもしれません。
一緒に勉強していきましょう!

デスクワークが多い方にとって、腰痛は避けられない悩みの一つです。しかし、その原因が「内転筋」の弱さにあることをご存知でしょうか? 内転筋とは、太ももの内側に位置する筋肉群で、主に股関節の安定性を保つ役割を果たしています。この筋肉が弱くなると、骨盤の安定性が失われ、腰痛の原因となることがあります。今回は、デスクワークによる腰痛の原因として考えられる内転筋の役割と、その改善方法について詳しく解説します。


内転筋とは?


内転筋は、股関節の内側に位置する筋肉群で、主に以下の筋肉が含まれます:

大内転筋:股関節を内転(内側に引き寄せる動き)させる主要な筋肉です。

長内転筋:股関節の内転だけでなく、前屈や外旋にも関与します。

短内転筋:股関節の内転とともに、骨盤の安定にも寄与します。


内転筋は、歩行や立ち姿勢を支える重要な役割を持っています。これらの筋肉が適切に機能していれば、股関節や骨盤が安定し、姿勢が保たれやすくなります。しかし、デスクワークなどで座りっぱなしの生活を続けていると、内転筋が使われる機会が少なくなり、筋力が低下します。その結果、股関節や骨盤が不安定になり、腰に負担がかかりやすくなります。



姿勢筋との関連性


内転筋が弱くなると、骨盤が前後に傾きやすくなり、姿勢全体のバランスが崩れます。ここで重要なのが「姿勢筋」です。姿勢筋は、姿勢を維持するために働く筋肉群で、背中や腹部、骨盤周りの筋肉が含まれます。特に、脊柱起立筋や腹横筋が姿勢筋として知られ、これらが弱ると猫背や腰痛を引き起こしやすくなります。


デスクワークでは、長時間の座位によって姿勢筋が過剰に使われる一方で、内転筋がほとんど使われない状態が続きます。これが、骨盤の前傾や後傾を引き起こし、結果的に腰に負担をかける要因となるのです。


腰痛をなくすために内転筋を鍛えよう‼️


内転筋を強化することは、腰痛の予防や改善に非常に有効です。特に、以下のエクササイズを取り入れることで、内転筋の筋力を向上させることができます:


サイドレッグレイズ:横向きに寝て、上側の脚をまっすぐ伸ばしながら持ち上げる運動です。これにより、大内転筋や長内転筋が鍛えられます。

スクワット:膝を曲げて腰を下ろす動作で、内転筋だけでなく、太ももの前面やお尻の筋肉も同時に鍛えることができます。

ボールスクイーズ:椅子に座った状態で、膝の間にボールを挟んで軽く押しつぶす運動です。内転筋が効率よく鍛えられ、簡単に行えるエクササイズです。


これらのエクササイズを日常的に取り入れることで、内転筋を強化し、骨盤の安定性を高めることができます。さらに、内転筋の筋力が向上すれば、姿勢筋とのバランスも整い、腰への負担が軽減されます。


えびす整骨院での姿勢矯正と内転筋ケア


えびす整骨院では、腰痛の原因を根本から改善するために、姿勢矯正と内転筋の強化を組み合わせたアプローチを提供しています。まず、姿勢矯正により骨盤や背骨の位置を整え、全身のバランスを回復させます。この過程で、姿勢筋の活性化を促し、正しい姿勢を維持できるようサポートします。


さらに、内転筋が弱い方には、専門的なエクササイズ指導を行い、筋力を効果的に向上させます。これにより、股関節や骨盤が安定し、長時間のデスクワークでも腰痛が発生しにくい状態を作り上げます。



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終わりに


デスクワークによる腰痛に悩まされている方は、内転筋の弱さが原因かもしれません。内転筋と姿勢筋のバランスを整えることで、腰痛の改善だけでなく、全身の健康にも良い影響を与えることができます。えびす整骨院では、専門的なケアとサポートを提供しており、一人ひとりの体の状態に合わせた施術を行っています。腰痛に悩んでいる方は、ぜひ一度ご相談ください!

この記事の作成者

中西 将也

骨盤矯正や猫背矯正といった考え方にとらわれず、お客様の癖、つまり今の姿勢を活かしながら楽にしていくことができるような施術を行います!

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