今回はさむくなると肩こりがひどくなるとお困りのIさん。身体が冷えると首や肩がどんどんつらくなってくる。。。皆さんもありませんか?そんな方へ大石先生と一緒に解決していきましょう!

患者さんIさん:「最近、肩がガチガチで…。特に気温が下がってくると、肩こりがひどくなる気がします。」


大石先生:「わかります。この時期は、寒さで筋肉が収縮しやすくなって、血流も悪くなりがちなんですよ。それに加えて、姿勢が崩れることで、肩周りの筋肉が余計に疲れやすくなるんです。」


Iさん:「姿勢が悪いと肩こりもひどくなるんですか?」


大石先生:「そうなんです。長時間のデスクワークやスマホの操作で肩が前に出ると、いわゆる『巻き肩』や『ストレートネック』の状態になります。これによって、肩や首の『僧帽筋』や『肩甲挙筋』などに過剰な負荷がかかり、筋肉が緊張しやすくなるんです。」


Iさん:「僧帽筋と肩甲挙筋…そこが肩こりの原因なんですね!」


大石先生:「はい。そしてこれを根本から改善するには、姿勢を整えるためのインナーマッスル、特に『体幹の深層筋』と呼ばれる『腹横筋』や『多裂筋』、肩甲骨周りの『菱形筋』をしっかりと意識することが大切です。」


Iさん:「インナーマッスルを鍛えるって、どうやればいいんですか?」


大石先生:「たとえば、座った状態で『骨盤を少し後ろに傾ける』意識を持つと、自然と背筋が伸びて、腹横筋が刺激されやすくなりますよ。また、肩甲骨を寄せる『肩甲骨引き寄せ運動』は、菱形筋を活性化させ、肩甲骨が正しい位置に保たれることで、肩周りの負担が減りやすくなります。」


Iさん:「それならデスクワーク中でもできそうですね!」


大石先生:「はい!さらに、首のストレッチも取り入れると効果的です。具体的には、首を前後左右にゆっくり動かして、肩甲挙筋をほぐしてあげることが大切です。これで肩こりの予防にもつながりますよ。」


Iさん:「姿勢矯正って、ただ背筋を伸ばせばいいと思ってましたが、インナーマッスルを意識するんですね。」


大石先生:「そうなんです。インナーマッスルがしっかり働くと、自然と正しい姿勢が保てて、筋肉の負担も軽減されます。寒さで体がこわばりがちな季節は、特に姿勢とインナーマッスルのケアが重要です。日常の中で少しずつ意識してみましょう!」


締めのメッセージ

いかがでしたか?肩こりを予防するためには、姿勢を整え、インナーマッスルを鍛えることがポイントです。デスクワークやスマホ操作で肩がこりやすい方も、日常のちょっとした工夫で体が楽になるはず。毎日のセルフケアを通じて、健康な肩とスッキリとした姿勢を手に入れましょう!


さいたま市南区南浦和3-36-13

えびす整骨院南浦和院

この記事の作成者

中西 将也

骨盤矯正や猫背矯正といった考え方にとらわれず、お客様の癖、つまり今の姿勢を活かしながら楽にしていくことができるような施術を行います!

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