春は新生活や新学期の始まりとともに、運動を再開する方が増える季節です。しかし、冬の間に体を動かす機会が減っていた場合、急な運動は思わぬけがにつながることがあります。今回は、春にけがが増える理由とその予防法についてご紹介します。


目次

  1. 🌸 春にけがが増える理由
  • 冬の間の運動不足による筋力・柔軟性の低下
  • 急激な運動再開による負荷の増加
  • 気温差による体調の変化
  • 新しい環境でのストレスや緊張
  • 🏃‍♂️ 春に多いけがの例
    • 捻挫・肉離れ
    • 腰痛・ぎっくり腰
    • 膝の痛み
    • 足底筋膜炎・アキレス腱炎
  • ✅ けがを予防するためのポイント
    • ウォーミングアップとクールダウンの徹底
    • 徐々に運動強度を上げる
    • 適切な装備と環境の整備
    • 体調管理と休息の確保
  • 🧘‍♀️ まとめ
    • けが予防の重要性と健康的なスポーツライフの提案


    🌸 春にけがが増える理由

    1. 冬の間の運動不足による筋力・柔軟性の低下

    冬の寒さや天候の影響で、外出や運動の機会が減少しがちです。その結果、筋肉や関節の柔軟性が低下し、体力も落ちてしまいます。この状態で急に運動を始めると、体が対応しきれず、けがをしやすくなります。

    2. 急激な運動再開による負荷の増加

    春になると、「運動を始めよう」と意気込む方が多くなります。しかし、冬の間に体がなまっている状態で、急に高強度の運動を始めると、筋肉や関節に過度な負荷がかかり、けがのリスクが高まります。

    3. 気温差による体調の変化

    春は日中と朝晩の気温差が大きく、体温調節が難しい時期です。この気温差により、筋肉が硬直しやすくなり、けがをしやすい状態になります。

    4. 新しい環境でのストレスや緊張

    新学期や新生活の始まりは、環境の変化によるストレスや緊張が増える時期です。これらの心理的要因が体に影響を与え、けがのリスクを高めることがあります。


    🏃‍♂️ 春に多いけがの例

    • 捻挫・肉離れ: 急な運動や方向転換により、関節や筋肉に過度な負荷がかかり発生します。
    • 腰痛・ぎっくり腰: 重い物を持ち上げたり、無理な姿勢での作業により発症します。
    • 膝の痛み: ランニングやジャンプ動作の繰り返しにより、膝に負担がかかり痛みが生じます。
    • 足底筋膜炎・アキレス腱炎: 長時間の歩行や運動により、足裏やかかとに炎症が起こります。


    ✅ けがを予防するためのポイント

    1. ウォーミングアップとクールダウンの徹底

    運動前には、軽い有酸素運動や動的ストレッチで筋肉を温めましょう。運動後には、静的ストレッチで筋肉の緊張をほぐし、柔軟性を高めることが大切です。

    2. 徐々に運動強度を上げる

    運動を再開する際は、いきなり高強度のトレーニングを行わず、徐々に負荷を増やしていくことが重要です。これにより、筋肉や関節への負担を最小限に抑えられます。

    3. 適切な装備と環境の整備

    運動時には、適切なシューズや服装を選び、体への負担を軽減しましょう。また、運動する場所の安全性を確認し、けがのリスクを減らすことも大切です。

    4. 体調管理と休息の確保

    十分な睡眠や栄養バランスの取れた食事を心がけ、体調を整えましょう。また、疲労を感じたら無理をせず、適切に休息を取ることがけがの予防につながります。


    🧘‍♀️ まとめ

    春は新たなスタートを切るのに最適な季節ですが、けがのリスクも高まる時期です。適切なウォーミングアップやストレッチ、徐々に運動強度を上げること、そして適切な装備や環境の整備を心がけることで、けがを予防し、楽しく安全にスポーツを楽しむことができます。日々のケアを怠らず、健康的なスポーツライフを送りましょう。

    この記事の作成者

    中西 将也

    骨盤矯正や猫背矯正といった考え方にとらわれず、お客様の癖、つまり今の姿勢を活かしながら楽にしていくことができるような施術を行います!

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