こんにちは!姿勢矯正専門さいたま市南区南浦和えびす整骨院です!
前回、腰痛や猫背などの姿勢不良からの痛みはトリガーポイントに原因があるかもしれないというお話をしました。
そこで今日は、以前ご紹介した「腸腰筋」と「腰方形筋」のトリガーポイントができる場所と、
痛みの出やすい部位の解説をしていきたと思います。
皆さん腸腰筋の場所は覚えていますか?そう、身体の深部で腰骨から股関節まで伸びる筋肉です。
詳しくは過去の投稿をご覧くださいね。
腸腰筋のトリガーポイントができる場所は?
腸腰筋のトリガーポイントは骨盤の前側、上前腸骨棘の少し内側にできます。
上前腸骨棘とは腰に手を当てたときに触れる骨盤のでっぱりで、ズボンなどのベルトが引っかかる部位です。
もう一か所は股関節の付け根、前ももの中央より少し内側の触るとへこむ場所の奥にできます。
トリガーポイントができて痛みが出る部位は?
腸腰筋にトリガーポイントができると前側では股関節の少し上から前ももの中央くらいまでの範囲、
背中側では腰椎から骨盤にかけて痛みが出ます。
背中側の痛みは典型的な腰痛の症状と言えるでしょう。
腸腰筋のトリガーポイントは深部にあるため直接は触りにくいためセルフケアをされる場合はストレッチをオススメします。
こちらも過去の投稿を参考にしてください。
いかがでしたか?腸腰筋は腰の筋肉ですが、トリガーポイントは前側にできるので腸腰筋由来の腰痛に対して、
腰の周りにアプローチをしても症状が改善されない訳が理解できたかと思います。
続いて「腰方形筋」です。
腰方形筋は腰骨(腰椎)の横に付いて腰を反らしたり、身体を横に倒すときに使う筋肉でしたね。
腰方形筋のトリガーポイントができる場所は?
一つ目は腰に手を当てたとき骨盤の一番高くなっている部位に手がくるかと思いますが、
そのとき背中側にきている親指が当たる場所にトリガーポイントができます。
二つ目は背中に手を回して背骨より外側にある肋骨に指を触れ、そのまま下げていくと肋骨に触れなくなります。
その辺りもトリガーポイントができる場所になります。
トリガーポイントができて痛みが出る部位は?
骨盤の中央にある仙骨という骨から臀部にかけてと、骨盤に沿って前側、股関節の辺りまで痛みがひろがります。
第12肋骨に沿って痛みを感じることもあるため、肋間神経痛と間違われることがあり注意が必要です。
一つ目に紹介したトリガーポイントは場所がわかりやすいのでご自身の指で押して頂いてもいいと思います。
ご自身で押す場合は強く押しすぎないよう気を付けてくださいね。
いかがでしたか?腰痛の原因となる腰方形筋のトリガーポイントのしょうかいでした!
次回もトリガーポイントと筋肉の関係を解説していきたいと思います。お楽しみに!
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