今回も猫背解消のお役立ち情報の紹介です!

 

これまで、猫背に関係の深い『巻肩』解消の大胸筋ストレッチ、『ストレートネック』解消の胸鎖乳突筋ストレッチの解説をしてきました。

 

今日は前かがみの原因になる腹直筋にスポットをあてます。

腹直筋と聞いてこれまでの投稿をお読みいただいている方は

「腰痛でとりあげなかった?」

と思われるかもしれません、そう腹直筋は猫背にも影響しているのです!

 

腹直筋は骨盤の下側の恥骨から胸部の中央の胸骨に直線状につく筋肉です。

この筋肉が緊張していると背中を丸める作用があるため猫背になってしまいます。

 

今日は簡単に腹直筋を伸ばす方法です!

 

腹直筋ストレッチ

・大き目のタオルを丸めて筒状にして床に置きます。

・タオルが横向きに腰骨(腰椎)の位置にくるように仰向きに寝転がります。

・両手をバンザイするように上げおなかの前側が伸びていることを意識しながら3分ほどキープしてください。

・ゆっくり呼吸することを心がけてください。

 

腹直筋の詳しいストレッチ法は以前の投稿で紹介しているのでそちらをご確認ください。

 

そしてもうひとつ、腹直筋の両側、脇腹に位置する腹斜筋も一緒にストレッチしてあげましょう。

せっかく腹直筋をストレッチで伸ばしても両サイドが硬いままだと効果も半減です。

 

腹斜筋ストレッチ

・床に仰向きに寝転がります。

・両腕を横にひろげ、膝を90°くらいに曲げ起こします。

・左右どちらかに足を倒し、20秒キープします。

・反対側も同じように伸ばします。

 

腹斜筋のストレッチは側屈という上半身を横に倒す動作でも伸ばすことができます。

こちらも腰痛解消のイスに座ったままできるストレッチとして以前ご紹介しています、覚えてない方or初見の方は投稿を探してみてください(笑)

 

つづいて肩甲骨にスポットをあてていきます!

 

猫背になると背中の肩甲骨が前に引っ張られてしまい開いてしまいます。

肩甲骨は体幹とは骨と骨で直接間接していないため、筋肉で身体にぶら下がっているような状態です。

この肩甲骨を身体につないでいる筋肉、実は腕の重さまで支えているためかなり負担がかかっています。

この肩甲骨周りの筋肉が硬くなってしまうことで猫背の方は肩こりや首こりの症状がでてしまうのです!

 

では肩甲骨周りの筋肉のストレッチ法です。

 

肩甲骨ストレッチ

 

・イスに座り背中を伸ばします。

・腕を横に90度上げ、肘を曲げます。

・肩甲骨を動かすことを意識しながら肩を回します、横にでっぱた肘で円を描くように動かしましょう。

・前回し10回、後ろ回し10回、これを3セットくらいおこないます。

 

・イスに座り背中を伸ばします。

・手を後ろで組み、手の甲を上に向けます。

・左右の肘を付けるように肩甲骨を内側に引きます。

・顔を上に向け、息を吐きながら5秒ほどこの姿勢をキープします。

・3回、3セットくらいおこないます。

 

回数などは体調に合わせて調整してくださいね。

強い痛みが出る場合はすぐに中止してください。

 

いかがでしたか?猫背解消の腹直筋&腹斜筋のストレッチ、肩甲骨ストレッチの解説でした。

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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