こんにちは!姿勢矯正専門さいたま市南区南浦和えびす整骨院です!
今日は腰部椎間板ヘルニアの治療法を紹介します。
椎間板ヘルニアの治療法は症状の程度や患者の状態によって異なります。
腰部椎間板ヘルニアの保存治療
腰部椎間板ヘルニアの保存的治療は、手術を回避しながら症状の緩和や回復を目的とする方法です。
以下に、一般的な保存的治療法の詳細を説明します。
1.安静
患部の安静を保つことで椎間板への負担を減らし、症状の悪化を防ぐことが目的です。
専門家の指導のもと、痛みを伴う活動や重いものを持ち上げるなどの動作を控えましょう。
2.物理療法
理学療法士による専門的なケアになります、以下に具体例を挙げます。
エクササイズ: 腰部の筋力を強化し姿勢や安定性を改善するためのエクササイズを行います、例えば体幹強化運動や背筋のストレッチがおこなわれます。
ストレッチング:腰周りの筋肉や脚の筋肉をストレッチすることで痛みや筋肉の張による神経圧迫の軽減を目的とします。
電気療法:電気刺激を使った治療法で痛みの緩和や筋肉の緊張の緩和を目的とします。
温熱療法:温湿布や温水ボトルなどの熱源を痛みのある箇所に接触させることで、筋肉の緊張を緩和したり血流を促進することができます。
3.薬物療法
痛みの緩和や炎症の軽減を目的としてステロイドや局所麻酔剤を患部に注射することがあります、これにより神経の痛みや圧迫を軽減することができます。
非ステロイド性抗炎症薬:痛みと炎症を軽減するために処方されます。
筋弛緩剤:筋肉の緊張を緩和し、痛みを緩和するために使用されます。
鎮痛剤:痛みを緩和するために使用されることがあります。
効果的な治療法は個人によって異なる場合がありますので、症状や進行状況に応じて専門家の指示に従って治療を進めることが重要です。
また、保存的治療が効果ない場合や症状が悪化する場合は、医師と相談して手術を検討する必要があります。
以下に腰部椎間板ヘルニアの手術適応例を挙げます。
1.脚の筋力低下や機能障害が気になる場合
2.尿や便の排泄に問題がある場合
3.神経根の圧迫が重度であり保存的な治療が効果的でない場合
手術は椎間板摘出術が一般的で、症状が重篤で保存的な治療が効果的でない場合椎間板の一部または全体を摘出する手術が行われることがあります。
また低侵襲のミクロディスケクトミーというものもあり、微小手術の一種で椎間板の摘出をより小さな切開やマイクロスコープを使って行います。
重要な点として腰部椎間板ヘルニアの治療は個別の症状や患者の状態に基づいて決定されるべきで、専門家の指導のもと最適な治療法を選択することが大切です。
いかがでしたか?腰部椎間板ヘルニアの治療法の解説でした。
次回もお楽しみに!
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