上を向くと辛い首、その原因は?

上を向くと首に痛みや違和感を感じること、ありませんか?スマホやパソコン作業で下を向くことが多い現代、首や肩周りの筋肉が固まりやすくなります。この固さが原因で首を後ろに反らす動きに制限がかかり、痛みが発生することがあります。特に、関節や骨の連動が悪くなっていると、上を向いた時の動きがぎこちなくなり、首に負担が集中してしまうことがあるんです。


関節や骨の連動が重要な理由

首だけでなく、肩や背骨、さらには骨盤の歪みが、首の動きに影響を与えることをご存知ですか?首を動かす時、実は首の骨(頚椎)だけでなく、肩甲骨や胸椎も連動して動いています。もし背骨や肩甲骨が硬くなっていると、首の動きが制限され、上を向く時に無理な力が首にかかりやすくなります。この連動性が失われると、痛みや違和感が生じやすくなり、結果として姿勢の悪化やさらに大きな歪みを引き起こすことも。

日常生活の対策

上を向くと辛い方は、日常の姿勢を見直すことから始めましょう。特にデスクワーク時の姿勢や、スマホを見ている時の首の角度を意識することが大切です。首だけでなく、背中や肩が丸くなっていませんか?姿勢が悪いと首にかかる負担が大きくなります。胸を張って背骨を伸ばし、肩甲骨をしっかりと動かすことで、首の負担を軽減することができます。

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連動を取り戻すためのストレッチとエクササイズ

身体の連動はとっても大切ということはわかったと思います。
ではここから連動を取り戻すストレッチとエクササイズをご紹介します!


肩甲骨と背骨を連動させるストレッチ

首の動きには肩甲骨や胸椎が大きく関係しています。簡単なストレッチとして、まず背筋を伸ばし、腕を広げて肩甲骨を後ろに寄せる動作を行いましょう。肩甲骨を動かすことで、背中全体の柔軟性が高まり、首の動きがスムーズになります。また、胸椎の可動域を広げるために、上体を左右にひねるストレッチも取り入れてみてください。これにより、首にかかる負担を軽減できます。

首と肩のエクササイズで柔軟性を取り戻す

首の後ろ(後頸筋群)の筋肉が硬くなると、上を向く動作が辛くなります。首を柔軟に保つために、首を前後にゆっくりと動かすエクササイズや、肩の回旋運動を取り入れましょう。肩を大きく回すことで、首と肩の連動性を高め、首の可動域が広がります。

姿勢矯正で根本改善を目指そう!

姿勢が悪いと、首や肩にかかる負担が大きくなり、筋肉が固まってしまいます。姿勢矯正は、首の痛みの原因である全身の歪みを整える効果的な方法です。特に、背骨や骨盤の歪みを改善することで、首の負担が軽減され、痛みが和らぎやすくなります。正しい姿勢を保つことで、首や肩の筋肉がスムーズに動き、上を向く動作が楽になります。

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上を向くと首が辛い原因は、筋肉の硬さや姿勢の歪み、関節や骨の連動がうまくいっていないことにある場合が多いです。日常生活の姿勢を見直し、ストレッチやエクササイズで首と肩の柔軟性を高めることが大切です。また、姿勢矯正で根本的な歪みを改善することで、痛みのない快適な生活を手に入れることができます。

この記事の作成者

中西 将也

骨盤矯正や猫背矯正といった考え方にとらわれず、お客様の癖、つまり今の姿勢を活かしながら楽にしていくことができるような施術を行います!

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