こんにちは!姿勢矯正専門さいたま市南区南浦和えびす整骨院です!

 

これまで猫背や腰痛について解説していますが、先日「何もしていないのに首が痛い」とおっしゃる患者さんがいらっしゃいました。

姿勢を確認するとかなりのストレートネック・・・聞くとスマホをよくお使いになると。

そこでストレートネックを改めて解説しようと思います。

姿勢の話なのでこれまでの解説と重複する箇所もあるかと思いますが、復習のつもりでお付き合いください(笑)。

 

人間の背骨は24個の骨が積み木のように重なり、横から見ると緩いS字を描くといわれます。

首の骨(頸椎)は7個の骨で構成され、正しい姿勢の場合は前に反っています(前弯)。

ストレートネックはこの頸椎の前弯がなくまっすぐになった状態です。

頸椎がまっすぐになってしまうと頭の重さを上手く吸収することができず首の筋肉や関節の負担が大きくなります。

 

ストレートネックになってしまう原因は普段の姿勢が大きくかかわってきます。

デスクワークやスマホの使用など、顔が少し下を向くかたちになると首の前弯がなくなってしまい、さらに長時間同じ姿勢が続くことで筋肉が固まってしまいストレートネックになります。

また睡眠時に高すぎる枕を使用していると、こちらも常に下を向いているかたちになるので高さの合った枕を使うようにしましょう。

 

ストレートネックになると首や肩の痛みはもちろん、頭痛やめまい、腕や手指のしびれ、さらに吐き気などの症状がでることがあります。

 

ストレートネックを予防するためにご自身で気を付けていただきたいことは、デスクワークやスマホを使うときの時間を意識して、合間に身体を動かすようにしましょう。

適度に休憩を取り首や肩を伸ばしたりしましょう。

 

続いて、ストレートネック予防のストレッチの紹介です。

 

斜角筋と肩甲挙筋のストレッチ

 

・頭を右に倒します。

・右手で左側頭部を押さえ首の左側を伸ばします。

・ゆっくり呼吸をしながら20秒ほどキープします。

・反対側も同じように伸ばします。

・頭を前に倒しそのままさらに首を右に傾けます。

・右手で左側頭部を押さえ首の左後ろが伸びていることを意識してください。

・ゆっくり呼吸をしながら20秒ほどキープします。

・反対側も同じように伸ばします。

 

大胸筋と小胸筋のストレッチ

 

・力を抜いてまっすぐ立ちます。

・両手を後ろで組み肘をできるだけ伸ばします。

・手をくんだままゆっくり上にあげていきます、このとき胸を開くように意識しましょう。

・顔を上に向け、ゆっくり呼吸をしながら20秒ほどキープします。

・ゆっくり最初の姿勢に戻します。

 

広背筋のストレッチ

 

・両手を上にあげ肘を曲げます。

・右手で左肘を頭の後ろで持ちます。

・身体を右に倒し、ゆっくり呼吸をしながら20秒ほどキープします。

・ゆっくり姿勢を戻し反対側も同じように伸ばします。

 

ストレッチをする際は体調に合わせて負荷を調節してください、強い痛みが出る場合はすぐに中止してくださいね。

 

いかがでしたか?ストレートネックの原因、予防のストレッチ解説でした。

次回もお楽しみに!

 

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