こんにちは!姿勢矯正専門さいたま市南区南浦和えびす整骨院です!
今日は「腰が痛くなって歩くと左足に痺れが出る」という患者さんの話を紹介していこうと思います。
詳しく話を聞くと、腰が痛くなった原因は思い当たらず特別なことはしていない、朝起きたら痛かった、とのことそこから歩くとき左足をつくとモモのあたりに痺れを感じるとのことでした。
仕事で重たい物をよく持つとのことでしたので検査をすると椎間板ヘルニアではなさそう、日常的に腰に負担がかかっており腰の筋肉が固まってしまい神経を圧迫していることが今回の症状の原因となっていそうでした。
腰の筋肉を中心に治療したところ症状は緩和したのでしばらく通っていただくことになりました。
今回のように腰の筋肉が原因となって足に痺れを感じることもありますが、足の痺れは「腰椎すべり症」・「腰部脊柱管狭窄症」・「腰椎椎間板ヘルニア」といった一度は耳にしたことのある病気が原因となることもあります。
また、上記の3疾患は脊椎が原因の病気となりますが、末梢神経が原因となる「腓骨神経障害」・「足根管症候群」といった病気も存在します。
今まで感じなかった腰痛により足に痺れが出たからと言っても日常生活に支障がなければすぐに治療しなければならないということもありませんが症状が長引いたり心配なことがある場合は遠慮なく治療院等に相談にいくと良いでしょう。
それでは「末梢神経」が原因となる足の痺れの病気を少し詳しく解説していきます。
・腓骨神経障害
腓骨神経はスネの辺りを支配領域とする神経で、痺れの症状としてはスネの外側から足の甲の辺りまで出ることがあります。
圧迫のきついストッキングを履いたり足を組むことにより膝の外側を通る腓骨神経を圧迫して痺れを引き起こします。
対策としてはきつ過ぎるストッキングを履かない、足を組んでも長時間組まないなどになります。
・足根管症候群
内くるぶしの辺りにある足根管の中を通る脛骨神経が圧迫されることでかかと以外の足の裏、足の指に痺れや痛みを感じます。
狭い足根管の中を動脈・静脈・神経が通っているため神経が傷みやすく痺れを感じるようになります。
その他にも足の痺れは内科的疾患が原因となるものもあります、糖尿病性神経障害やビタミン欠乏は手にも痺れがでる疾患として有名です。
閉塞性動脈硬化症という病気も痺れや痛みの原因となります、これは足の動脈血管の硬化が進み血液の流れが悪くなる病気です。
歩くときに痺れや痛み、冷感を感じ症状が進むと安静にしていても同じような症状が出るようになります。
歩いているときに症状が出ることが多い為、脊柱管狭窄症と間違われることもあります。
いかがでしたか?末梢神経が原因の足の痺れの解説でした。
次回もお楽しみに!
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